5歳以下のこどもに多く、原因はまだわかっていないが、全身の血管に炎症を起こす病気なのでいろいろな症状がでます。
主な症状は、
- 高熱が5日以上続く。
- 手と足が赤くなって硬く腫れ、よくなってくると指の先から皮が向ける。
- 体に赤い発疹が出る。
- 目が赤くなる。
- 唇が赤くなり、イチゴ舌になる。
- 首のリンパ節が腫れる。
この6症状のうち5つ以上見られると川崎病と診断しますが、5つ以下の典型的でない場合もあります。
一番重要な合併症は心臓の障害で、心臓に血液を送っている冠動脈の炎症がおき、冠動脈が太くなりこぶ(冠動脈瘤)が出来ることがあります。
入院加療が必要です。