小発作:喘鳴は軽度、陥没呼吸、呼気延長はなく、横になることができ、急いで歩くと苦しいが、睡眠は眠れる。SpO2は96%以上
中発作:喘鳴は明らか、陥没呼吸を認め、呼気延長があり、横になることができず、座位となる。呼吸困難は歩行時著明で睡眠は時々目を覚ます、やや興奮状態である。チアノーゼは認めない。SpO2は92%~95%
大発作:喘鳴、陥没呼吸は著明で、呼気延長は明らかで姿勢は前かがみになり、歩行は困難で、横になって睡眠できない。興奮状態でチアノーゼは認めることがある。SpO2は91%
呼吸不全:喘鳴は減少又は消失(喘鳴が聞こえない)、陥没呼吸、呼気延長は著明で、歩行不能で意識は錯乱状態、睡眠できない。チアノーゼを認める。SpO2は90%以下
注意点:大発作以上を認める時は、命の危険もあり、夜間・深夜でも救急対応及び入院が必要になります。